広島ファイナンシャルプランニング株式会社 | 日記 | アフリカの可能性

8/26の記事でご紹介したように、ここ数年間、アフリカ大陸への注目は高まっており、アフリカでのビジネスチャンスを逃すまいと、多くの海外企業が進出し、足場を確立しようとしています。そんな中、ゴールドマンサックスから2050年までのアフリカ諸国の潜在成長性に関するレポートが発表されましたので、以下に一部抜粋をご紹介いたします。

・アフリカ全体で見ると、2050年の経済規模がブラジルまたはロシアを超える可能性がある。
・2050年までに1人当たり国民所得は、インドを凌ぐが、中国以上の所得を実現することは不可能。
・エジプト、ケニア、ナイジェリア、スーダンは2050年までに中所得国になる可能性がある。
・2050年のアフリカ全体のGDPの約半分は、エジプトとナイジェリアによって創出される。
・2050年にはナイジェリアが南アフリカとエジプトを抜き、アフリカのトップになっている可能性がある。その場合の経済規模は、カナダ、イタリアを上回り、現在のドイツと同等の経済規模に成長する見込みである。
・各国の経済規模はウガンダが30倍以上、エチオピア、ジンバブエ、タンザニア、ケニアは20倍近くになると見られている。

上記のようにアフリカには大きな可能性があります。各国とも現在は成長と変革への途中にあり、今後この動きはますます加速していくことでしょう。しかしそれと同時に政治リスク等の解決しなけれならない問題も数多く抱えています。いかにして難題を超えていくか、要注目です。

ゴールドマンサックスのレポートはこちらから
http://www2.goldmansachs.com/japan/gsitm/report/pdf/strategy_01.pdf