広島ファイナンシャルプランニング株式会社 の日記
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ベトナム市場の現状
2010.11.16
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世界の株式市場の中で、俄然東南アジアに投資家の注目が集まっています。年初来の世界の主要指数を見てみると、アジア各国の指数が軒並み上位を占めています。その中でも最近身近となってきたのは、インドネシアやベトナム、フィリピン、タイといった東南アジアの株式市場ではないでしょうか。 しかし東南アジアの株式市場が好調といっても、各国の株式市場が好調というわけではありません。
インドネシアやフィリピン、タイの株式市場が好調な一方で、ベトナムの株式市場は年初から下落しています。 ベトナム経済そのものは好調で、リーマンショック後の世界不況をプラス成長のまま切り抜けており、その後順調も回復しています。インフレ率についても、一時は景気回復とともに上昇していましたが、2010年に入ってからは落ち着いています。 いまでこそ株式市場は年初来はマイナスですが、基本的な経済情勢は東南アジアの成長国と類似しているので、逆転の発想で考えれば、これからさらに注目される市場といえるのではないでしょうか。