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広島ファイナンシャルプランニング株式会社 の日記

成長著しいペルー

2010.10.19

みなさんは南米といえばどこの国を思い浮かべるでしょうか?まずブラジルやアルゼンチンといった国でしょう。最近であれば奇跡の救出劇が行われたチリもパッと頭に浮かびますね。そんな中、あまり目立たないですがペルーという国があります。実はペルーは近年成長著しい国なのです。そんなペルーを今回はご紹介したいと思います。

ペルーは2008年の金属鉱石生産量で銀が世界第1位、亜鉛が2位、銅及び錫が3位であるなど世界有数の鉱業国です。ペルーにとって鉱業は最も重要な産業の一つで、政府・民間による鉱業投資が非常に活発に行われており、鉱業分野は着実な成長を遂げています。また2010年から2015年の6年間には鉱業分野で300億ドル以上の投資が見込まれています。

2009年のペルー経済は世界各国が金融危機の影響を受ける中でも実質 GDP 成長率 が+0.9%と、プラス成長を記録しました。また2007年は9.0%、2008年は9.8%の実質GDP成長率を記録するなど、世界的にみても経済成長率が高いペルーは注目されており、新興国企業の投資が活発化しています。

例えばインドの財閥であるタタ・グループや中国系通信機器メーカーのファーウェイ、メキシコ最大の固定電話会社テルメックスが通信分野へ進出したり、建設ラッシュによりセメントの需要増が続いていることから世界第3位のメキシコ系セメント会社セメックスが進出するなど、各方面のインフラ強化が行われています。また日本企業のなかでは、三菱商事が鉱山に、丸紅が浄水施設に出資しています。

このようにペルーへの投資が活性化する一方で、好業績の企業に対する課税強化の動きや過度な採掘による環境汚染への懸念、また地元住民による高山開発反対運動の頻発など、新規投資を阻害する動きもあります。

ただ今後ペルーが政治的にも経済的にもより安定することで、世界からの投資に向けた動きも目立ってくるのではないでしょうか。

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