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広島ファイナンシャルプランニング株式会社 の日記

国際通貨戦争

2010.10.21

現在空前の円高が進行するなど、為替市場から目が離せない状況が続いています。本日もガイトナー米財務長官の「ドルが対ユーロ、円でこれ以上下落する必要はない」という発言により、株・為替市場は大きく動きました。リーマンショックのダメージが根強く残るなか、どの国も自国通貨の高騰は避けたいという思惑が見え隠れしています。

そんななか、リーマンショック後にも経済の底堅さを見せたブラジルには、世界中から資金流入が続いております。そのため政府はレアル高を懸念して今月18日に、外国人投資家による債券投資に伴う為替取引に課税する金融取引税を、従来の4%から6%に引き上げることを発表しました。実はこの税率アップは今月2回目で、既に一度、10月4日に課税引き上げが行われています。

この課税の対象は債券投資に限られてはいますが、ブラジル株式市場はこうした措置に反応して19日には下落しています。昨今日本でもブラジル株式や債券、レアルは投資家の人気を集めていましたので、関係ないニュースというわけにはいかないでしょう。既に信託財産留保額を倍の料率に引き上げたファンドもあります。

国際通貨戦争ともいわれる各国間の為替の攻防。今後も注視していく必要があるでしょう。

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